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罪に問われた高齢者・障害者の刑事弁護における四会連携


山口県社会福祉士会 、山口県弁護士会、 山口県精神保健福祉士協会、 山口県社会福祉協議会の四会では 、罪に問われた高齢者、障害者の被疑者・被告人段階における福祉的支援(いわゆる入口支援における 、専門職の制度的連携を実現するため 、平成27年6月から四会連携運営会議を設置 し 、連携をすすめてきました。その一環として 、平成28年度から 、司法と福祉の連携の推進に向けた合同研修を共催しています。

令和4年度罪に問われた高齢者、障害者の刑事弁護 における司法と福祉の連携のための四会合同研修会 〜入口支援のプロセスと更生支援計画について学ぶ〜


現在日本では、超高齢社会により犯罪者の高齢化が進み、刑法犯検挙人員に占める高齢者の比率は、平成10年の4.2%から平成29年では21.5%に上昇しています。背景には、認知障害や経済的な困窮、社会的な孤独状態など、さまざまな理由が潜んでいるケースが多く、被告人としてではなく、家族歴や生活歴を含めた一人の人間として理解しなければ再犯防止や社会復帰につながらず、地域福祉の視点を持った専門家が関わる必要があります。これまで福祉の領域といえば、高齢、障害、児童、地域、病院が実践の場として捉えられてきましたが、現在では、ソーシャルワーカーの活躍の場は刑事司法システムの領域にまで広がっています。
本年度の研修では、事例に基づき、入口支援のプロセスの一つである更生支援計画の策定を実際に体験することで、各専門職の役割や支援に必要な視点等を学ぶことを目的に開催いたします。

1 日程


令和4年7月2日(土)13:00〜16:30

2 会場


山口県セミナーパーク 社会福祉研修棟 社会福祉研修室

3 実施主体


四会連携運営会議
(参加団体)
山口県社会福祉士会、
山口県弁護士会山口県精神保健福祉士協会山口県社会福祉協議会(事務局)

4 参加対象者


各会会員
行政再犯防止担当者


5 定員


30名程度

6 内容


講義:刑事司法に携わる福祉専門職の心構えと更生支援計画の基礎

講師富海隆(山口県社会福祉士会)

講義:実際の支援について(仮題)
講師:讃井康一(山口県社会福祉士会)

グループワーク:  更生支援計画の策定各グループ発表、質疑応答・講評

7 申し込み方法・期限


令和4年6月20日(月)まで、6月27日(月)までに、下記Formsより申込みください。
受講申込書に記載された個人情報は、研修会の運営管理のみに使用します。

申込フォーム





8 その他


【新型コロナ感染拡大防止への御協力のお願い】
〇研修当日に、息苦しさ、強い倦怠感、発熱や咳など風邪の症状がある場合は、研修への参加を控えてください。
〇参加者やその同居家族等が濃厚接触者等の疑いがある場合は、研修への参加を控えてください。
〇研修当日は、各自でマスクを持参してください。

9 お問い合わせ


社会福祉法人 山口県社会福祉協議会
生活支援部 山口県地域生活定着支援センター
担当:大田、松永
753-0072 山口市大手町9番6号
TEL 083−924−2818
FAX 083−922−1295

開催要項(PDF363KB)